2013年7月22日月曜日

初期研修医研修受け入れ最終日

初期研修医研修受け入れ最終日

研修受け入れ最終日のプログラムは、一般外来研修、余市町地域包括支援センター訪問、振り返りのプレゼンでした。

余市町の地域包括支援センター研修では、余市診療所の患者さんでもあるMさんの自宅の訪問にも同行しました。奥さんを亡くされてから独居で生活しているMさんは、高齢で100歳になります。とてもしっかりしていて、日課で豆本制作をされています。同行した担当のケアマネージャーから、Mさんの日常のサポート内容を聞くことができました。研修医の先生も、Mさんのしっかりした様子に感心した様子でした。

午後の診察が終わってから、プレゼンで振り返りをおこないました。北海道に来ることになったきっかけになった先輩の言葉や、初日から研修医である自分にやさしく声をかけてくれたこと、仁木の包括支援センターの保健師さんとの患者訪問では、患者さんの生活の実態がよくわかったことなど、初日の報告をおこないました。

2日目の果樹園での地域を知る体験実習では、野菜や果物を育てるM夫妻の食の無農薬野菜を作るようになった安全へのこだわりを知ったとのことで、果樹園体験や余市の風景が非常にリフレッシュできたことなどを報告しました。

また、外来実習で高齢者の診察を行う中で、今の生活機能を維持していくための問診を意識して行うようにしていくことが重要だと認識できたこと、それを介護の分野や、地域の保健師さんやケアマネージャーなどがサポートしていることなど、地域が支えていることを報告されました。


最後に、余市で実習できたことで、優しい職員のみなさんや、友の会会長宅の番屋を改造した場所での懇親会の様子など、余市の風景にも癒され、故郷を思い出したことを報告しました。ちょっと、ホームシックになった印象でしたが、報告を受けた職員からも、先生に励ましのエールを送りました。

指導医の寺田先生からも、病院では体験できないチーム医療を余市で体験して頂いたことや、多くの人との関わりの重要性を余市で体験できてよかったことを報告していただきました。


最後に、修了証をお渡しし、果樹園研修でいただいたサクランボも手渡され、4日間に渡る実習を終了しました。また来週から元気出して研修に励んでほしいと、職員に見送られながら余市をあとにしました。




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