2018年9月10日月曜日

震災による影響について

今回の北海道胆振東部地震により被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

当診療所は、震災当日から細々と診療を行っておりました。

当初は停電の影響で処方せんが手書きになったりするなどがありました。

また、薬の流通もめどが立たず、1週間程度の短期処方にさせていただいておりました。

受診された皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。



本日昼より薬の流通の目処が立ちましたので、通常通りの日数での処方が可能となりました。

いつも発注していた検査会社との連絡も可能となりましたので、血液検査なども通常通り行うことができます。

余震が続いてまだまだご不安の方も多いと思います。

体調管理には十分お気をつけください。

また体調を崩された際には、どんな症状でも診察いたしますので、一度お越しいただければと思います。


2018年9月1日土曜日

9月の診療体制

9月になりましたね。

暑かった夏があっという間に終わり、秋になろうとしています。

これから涼しくなってくると、体調を崩される方も多いです。

日中の気温はそれほど低くはありませんが、朝晩は冷えます。

体調管理には十分ご注意ください。

今月の診療体制を掲載します。

急遽医師体制が変わる可能性もありますので、ご希望の医師がいる方は
事前にご連絡ください。


2017年10月27日金曜日

インフルエンザワクチン開始!


当院では10月19日より2017年度のインフルエンザワクチン接種が開始になりました。

今年はワクチンの品薄が言われていますが、当院では昨年同様の在庫を確保しています。

インフルエンザワクチンに関する予約は不要ですので、診療時間内でしたらいつでも受け付けています。

その他のワクチンとの同時接種も可能ですが、その場合はお電話で事前にご相談いただければと思います。

毎週火曜17時から19時までは夜間診療も行っており、そちらでの接種も可能です。
仕事終わりの方や学校や習い事が終わった後のお子さんなどはぜひそちらを利用して
ください。

お子さんからご高齢の方まで、ご家族皆さんで接種にいらしてください。

インフルエンザワクチンを接種して、インフルエンザから身を守りましょう。

職員一同お待ちしています!

2017年6月19日月曜日

【子どもの病気】溶連菌感染症について


≪溶連菌感染症とは≫


 溶血性連鎖球菌という細菌が、のどから侵入して発症します。

 潜伏期間(感染から発症まで)は2~5日です。
 症状は、のどの痛みです。他に熱・頭痛・腹痛・嘔吐を伴うこともあります。

 また、首のリンパ節が腫れて痛むこともあります。
 舌が赤く苺のようになることや上気道炎(風邪)で済むこともあります。
 発疹が出てくるとよく、『猩紅熱』とよばれます。
 発疹は首、胸から始まり24時間以内に全身に広がります。
 この感染症では咳はほとんど出ないことが多いです。そのため、咳が出る場合は
 他の感染症かもしれません。

≪治療≫


 溶連菌を殺して早期に症状を改善させる目的と急性糸球体腎炎などの合併症を

 防ぐために、抗生物質を10日間服用します。
 また、まれですがリウマチ熱という細菌が心臓に感染する病気を併発する
 可能性もあります。
 そのため、抗生物質は症状が改善した後も処方された量を全て内服しましょう。
 

 感染してから2~3週間後に血尿が出る場合は糸球体腎炎にかかっている可能性
 があります。
 その場合検査が必要ですので受診してください。

≪家庭で気をつけること≫


 ① 家族への感染~熱が出た日の前日から5~6日間は感染します。
         抗生物質を飲み始めて24時間で感染しなくなります。
 ② 食べ物・水分~特に制限はありません。
         のどが痛い時は、熱い物や辛い物、すっぱい物は控えましょう。
 ③ 入  浴  ~熱がなければ入浴して良いです。
 ④ 登園・登校 ~「学校保健安全法」では「抗生物質開始後から24時間経過し、

          かつ全身状態が良ければ登校可」となっています。
          抗生物質を飲み始めて24時間経過すると周囲への感染力が
          弱まるためです。

≪もう1度受診した方が良い時≫



・抗生物質を飲みはじめて2日以上経っても熱が下がらないのとき。
・のどの痛みが強くて水分も取れないとき。

上記の場合は、溶連菌感染の悪化や溶連菌以外の病気の可能性が
あるため、再度病院を受診してください。

2017年5月30日火曜日

【子どもの病気】おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)について

≪おたふくかぜとは≫

おたふくかぜ(ムンプス)は、ウイルスによる飛沫感染で、唾液腺(舌下腺・
耳下腺・顎下腺)に感染し発症します。幼児から学童にかかりやすいですが、
大人もかかります。潜伏期間は約2~3週間です。

≪症状≫

 主な症状は、耳下腺の炎症による腫れです。耳下腺(耳の下)の片側または
両側が腫れて痛みがでてきます。片側が腫れて、後からもう片方が腫れてくる
こともあります。
発熱しないこともあり、39℃くらいの高熱が出ることもありますが、通常は
1~2週間で軽快します。
2万人に1人の割合で難聴を起こすこともあります。おたふくによる難聴に
なると、ほとんどの場合聴力はもどりません。
また、思春期以降の年齢でかかると、精巣炎を起こすこともありますが不妊症に
なることはほとんどありません。

≪治療≫

痛みや発熱に対して、解熱鎮痛剤の飲み薬や座薬、湿布で対応します。

≪予防≫

 おたふくかぜワクチン(生ワクチン)があります。任意接種です。おたふく
かぜには多くの合併症があり、合併症予防のためにもワクチン接種を
お勧めします。MR(麻しん風しん混合)ワクチンやみずぼうそうワクチンと
同時接種が可能です。

≪家庭で気をつけること≫

 ① 食べ物~すっぱいものや硬いものを食べると痛みが増すことがあるので、
      薄味にして、やわらかい物など食べやすい物を食べましょう。
 ② 入 浴~熱がなければ入って良いです。
 ③ 痛 み~耳の下が痛いときには、痛み止めを使う、冷やす、湿布などを
      使いましょう。
 ④ 発 熱~38.5℃以上の発熱があり、ぐったりしていて元気がない、食欲が
      ない場合は、熱冷ましの座薬や飲み薬を使いましょう。その際、
      座薬は5~6時間以上あけて使用し、使いすぎに注意しましょう。
 ⑤ 登園・登校~唾液腺の腫れが出現した後、5日を経過し、かつ全身状態が
      良くなるまで
は学校や保育園、幼稚園は休みましょう。

≪もう1度受診した方が良い時≫

 3~10%の確率で髄膜炎を起こすことがあります。高熱が出て頭痛や嘔吐が
ある場合は、早めに受診してください。また、0.1%の確率で難聴を起こす
ことがあると言われています。片側に起こることが多く、気づかれないことも
多いので注意してください。

2017年5月25日木曜日

【禁煙シリーズ②】タバコの害についてーその2

禁煙シリーズの第2回です。
今回はタバコが周囲に及ぼす影響について考えてみたいと思います。

2種類の「喫煙」
喫煙には能動喫煙と受動喫煙があります。
能動喫煙とは自分でタバコを吸うことです。
一方、受動喫煙とはタバコを吸わない人がタバコの煙の混ざった空気を吸わされることです。
今回は受動喫煙の害についてお話します。

大人の受動喫煙

第1回でも説明した能動喫煙で起こる病気は受動喫煙でも起こります。
具体的には、肺がん・乳がん・狭心症や心筋梗塞・脳卒中・気管支喘息の発症および悪化・肺気腫(COPD)の発症などの危険性が受動喫煙により高まります。
また受動喫煙を受けた家族の1−2割は早死すると言われています。

子どもの受動喫煙

乳幼児や小児では中耳炎や気管支喘息、気管支炎などの呼吸器感染症にかかることが多いですが、これらは全て受動喫煙によって増えます。
また、姙娠中に母親が喫煙すると、生まれてきた子どもの乳幼児突然死症候群・白血病やリンパ腫・気管支炎や肺炎・中耳炎・の危険性が高まることが知られています。
さらに、知能指数の低下や学童期の肥満、成人期の糖尿病や心臓病の危険性が高まると言われています。
特に学童期の肥満は、妊娠初期(4週まで)の喫煙によって増加すると言われています。妊娠4週は普通妊娠しているかどうか分かりません。妊娠してから禁煙するのでは遅いのです。
子どもを守るためにも、両親ともが妊娠・出産に関係なく喫煙しないようにすることが重要です。

分煙していれば大丈夫?

子どもへのタバコの害について説明すると、
「外で吸ったり、換気扇の下で吸ったりしているから大丈夫」
「子どもの前では吸わないから大丈夫」
と話される方がいます。
本当に大丈夫なのでしょうか?

いかに換気をしても喫煙の行われていた部屋や車内にはタバコ臭が残ります。
壁や床、家具、エアコン回路内に有害物質が残っており、それが原因で体調不良を起こすことがあります。
またタバコ臭は喫煙者の衣服・頭髪・息などからも発散します。
健常者がタバコ臭にさらされると集中力が落ちることが知られてますし、心身の健康を損なうことも懸念されます。
このような状態をサードハンド・スモーキング(三次喫煙)と呼びます。
分煙だけではサードハンド・スモーキングを防ぐことはできません。


喫煙は自分自身だけでなく、大切な友人や愛する家族にも害を与えています。
喫煙されている方は禁煙を考えてみてください。

第3回は禁煙するメリットについて考えてみようと思います。



参考文献  日本禁煙学会:「禁煙学」改訂3版;南山堂、2015.  


2017年4月26日水曜日

【子どものワクチン】日本脳炎ワクチンについて

日本脳炎とは・・・?
 
 日本脳炎は、蚊(主にコガタアカイエカ)が媒介する日本脳炎ウイルスによって起こる感染症です。ワクチンが普及した日本での発生は稀ですが、アジア諸国では今でも流行しており、日本脳炎ウイルスを保菌しているブタは日本でも増えています。

 人から人には感染しませんが、ブタの中でウイルスが増え、そのブタの血を吸った蚊が人を刺すと感染します。日本脳炎ウイルスに感染しても大多数は無症状です。しかし、感染者100~1,000人に1人が脳炎を発症し、その中の20-40%程度は死亡するといわれています。また、いったん脳炎を発症すると重い後遺症を残す例が多くみられ、その頻度は45-70%といわれています。 



日本脳炎ワクチンとは・・・?
 
日本脳炎ウイルスを予防する為のワクチンです。
標準接種は3歳とされていますが生後6ヶ月から打つことが出来ます。
第1期初回1回目(①):通常3歳で 初回2回目(②):1回目から27日以上あけて接種
   追加(③):初回2回目から6ヶ月から1年あけて接種
第2期(④):追加接種から5−10年あけて接種(通常は9−13歳で接種)
合計4回の接種です。
 北海道以外では定期接種されていましたが、北海道では平成28年4月に定期接種が始まりました。接種し忘れている方が多いです。平成7年6月1日~19年4月1日生まれは20歳になるまで公費負担(無料で接種可能)となります。
 接種スケジュールや料金のご相談などはお気軽にお電話などでご相談ください。

料金は・・・?

 定期接種期間内だと、市からの助成が出るため、無料で受けられます。
 定期接種期間:6か月~7歳6か月 9歳~13歳(現在特例で20歳まで定期接種)
 定期接種期間外だと任意接種となるので、1回5940円の料金が発生します。
 詳細については余市町のページ、または当院までご相談ください。