2014年2月27日木曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制

3月3日からの診療体制表を掲載します。

3月4日(火)午前~寺田医師不在となります。
3月5日(水)午後~寺田医師不在となります。


よろしくお願いいたします。




2014年2月21日金曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制

2月24日からの診療体制表を掲載します。

2月26日(水)午前~瀬野尾医師不在となります。
2月26日(金)午後~寺田医師不在となります。


よろしくお願いいたします。





2014年2月14日金曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

2月17日からの診療体制表を掲載します。

2月17日(月)午前・午後~瀬野尾医師不在となります。
2月18日(火)午前・午後~寺田医師不在となります。
2月19日(水)午前・午後~寺田医師不在となります。

よろしくお願いいたします。



2014年2月7日金曜日

2月10日からの診療体制表を掲載します。

2月10日(月)午前・午後~瀬野尾医師不在となります。
2月14日(金)午前・午後~瀬野尾医師不在となります。

よろしくお願いいたします。





2014年2月6日木曜日

しりべしJねっと第3回研修会を開催しました

 2月1日(土)、後志管内にある勤医協の黒松内診療所、小樽診療所、余市診療所の3つの診療所の事務職員ほか9名が参加したしりべしJねっと第3回研修会を黒松内診療所にて開催しました。

今回の研修会では、
①小樽診療所の歴史や現在の状況、地域の中で果たしている役割を学ぶ
②小樽の地域医療をより良くするために、SWOT分析を用いて、小樽診療所の長所や課題などを明らかにする
③小樽・黒松内・余市のそれぞれのSWOT分析から、3つの診療所の強み・弱み・課題を探る
④事務職員の技術研修として、在宅療養支援診療所の制度と黒松内の実践を学ぶ
の4点を研修会の企画とし、運営しました。


 小樽診療所の歴史・おたる健康友の会・診療所職員紹介について、小樽診療所の高橋事務主任に講演して頂きました。小樽は小林多喜二を生み出した土地であり、労働運動や民主運動に長い歴史を持っており、小樽診療所の建設運動においても、地域の労働組合や民主団体が積極的に関わった歴史があることが紹介されました。友の会については2600名を超える会員数で、サークル活動やふれあい喫茶など友の会員が自主的に運営され、盛んに活動されていることが紹介されました。

 小樽診療所のSWOT分析では、詳細な地域分析を元に活動方針を立てていること、充実した施設、患者の増加など小樽診療所の長所が明らかなになりました。スタッフの人手不足が課題として挙げられ、しりべしJねっとのネットワークを用いて解決できる可能性があるなど意見が出されました。

 3つの診療所の強み・弱み・課題を探るワークショップでは、北海道勤医協家庭医療センターの寺田豊先生を講師に、これまでの3つの診療所のSWOT分析を振り返り、フィッシュボールというワークショップ手法を用いて、診療所の課題や優位点を様々な視点で意見をだしあい、その診療所の弱みを解決するのに他の診療所の強みを活用するという新たな視点を学ぶことが出来ました。

 在宅療養支援診療所の制度と黒松内の実践の紹介では、黒松内診療所の経営において在宅医療が重要な位置を占めているそれが地域のニーズでもあることや、医師体制が厳しい中患者を守る確固たる信念を持ち、様々な課題を乗り越えて在宅療養支援診療所を行っていることを学びました。

 2013年度最後の研修会となり、3つの診療所のそれぞれの長所や課題を学ぶことが出来ました。それぞれの診療所・地域の特色や問題などを自分の診療所のことように考えることができ、実り多い研修会となりました。

研修会やって良かった!!!










2014年2月4日火曜日

小児こんなときどうしたらいいでしょう ④

小児 こんなときどうしたらいいでしょう ④ 感染性胃腸炎

《感染性胃腸炎とは》
下痢やおう吐などを病状とする病気には色々あります。その中で、何らかの病原体(細菌、ウイルスなど)が原因のものを、「感染性胃腸炎」といいます。病原体にはいろいろな種類がありますが、特に冬に多く流行するものとして、「ノロウイルス」による感染性胃腸炎があります。「ノロウイルス」は、100個未満の少量のウイルスでも感染が成立する、感染力の強いウイルスです。人の腸の中で増え、便1グラムに10億個存在すると言われます。
「ノロウイルス」による感染性胃腸炎は、人から人への感染と、汚染した食品を介しておこる食中毒があります。
  感染した人の便やおう吐物に触れた手指を介して「ウイルス」が口に入った場合
  便やおう吐物が乾燥して、細かな塵と舞い上がり、その塵と一緒に「ウイルス」が口に入った場合
  「ウイルス」が付着した手を十分に洗わずに、調理した食品を食べた場合
  「ウイルス」を内蔵に取りこんだカキやシジミなどの二枚貝を、生または不十分な加熱処理で食べた場合
潜伏期間はおよそ1~2日間、嘔吐(噴出性)、下痢、腹痛、発熱(38度以下)などの症状が現れます。症状は通常3日以内で回復します。また、症状が消失しても、3~7日間は、便中にウイルスが排出されると言われています。
病後は一時的に免疫ができますが、インフルエンザと違って持続しないため、ひとシーズンに何回も感染する可能性がありますので、流行期には予防の徹底が大切です。
《治療》
「ノロウイルス」による感染性胃腸炎は自然に治るので、特別な治療薬は使用しません。下痢止めなどを使うと、ウイルスの排出を妨げ、病気の回復を遅らせる場合もあり、あまりお勧めできません。脱水症状が強い場合は、点滴などが必要になることがあります。
《予防について》
  最も大切なことは手を洗うことです。トイレのあと、吐物処理後、調理の前や食事の前など、石鹸と流水による手洗いをしっかり行いましょう
  貝類は十分に加熱調理しましょう。(中心温度85度で1分以上の加熱が必要です)
  ウイルスをまわりに広げないために、吐物や便の処理を正しく行いましょう
《吐物等の処理の方法》
  処理する人が感染しないよう、使い捨て手袋・マスク・エプロンを装着します。また、吐物などついたものが、周りに付着しないよう注意しましょう。
  汚物は、トイレットペーパーでふき取ってトイレに流すか、使い捨てのペーパータオル等を用いて外側
から内側に向けて拭いとり、ビニール袋にいれます。このとき、ビニール袋の外側触れないよう気をつけましょう。
  ふき取った後は、*0,1%の次亜塩素酸ナトリウム液で拭きし、後で水拭きします。
  衣類が汚れた場合、85度で1分以上熱湯消毒をするか、*0,02%次亜塩素酸ナトリウムに30~60分浸して消毒し、他のものと分けて最後に洗濯します。
  消毒薬のつくり方 
0,1%次亜塩素酸ナトリウム~ブリーチ・ハイター10ml+水   合計500ml
0,02%次亜塩素酸ナトリウム~ブリーチ・ハイター10ml+水  合計2000ml

《おうちで気をつける事》
  脱水にならないように、水分を補給することが、一番大切です。こまめに水分を取りましょう
  入浴~他の家族との混浴は避け、一番最後に入浴しましょう。お尻はきれいに洗いましょう。最後に湯船のお湯は捨て、浴室は流水できれいに掃除しましょう。
  登園・登校~学校保健安全法では、出席停止について特に明記されていません。登校・登園については、医師への相談をおすすめします。
  家族への感染~感染しやすいため、他の家族の体調に注意し、手洗い等の予防に心がけましょう。
《早めの受診が必要な時》

嘔吐がおさまらない、水分が取れない等で、脱水を引き起こす事があります。こうした時は、早めの受診をお勧めします。