2013年5月30日木曜日

余市診療所初期研修受け入れ3日目&おまけ写真

余市診療所初期研修受け入れ3日目&おまけ写真


余市診療所の初期研修受け入れも本日で最終日。
昨日の歓迎会の余韻と二日酔いに職員一同ふらふらしながらも研修の最終日を迎えました。

本日も瀬野尾所長の指導のもと外来研修に入りました。
五十嵐先生が研修に来ることをきいた地域の患者さんが、この日にあわせて受診に来てくれることがありました。

お昼に昼食をとりながら二週間の月寒ファミリークリニック・黒松内診療所・余市診療所での研修を振り返りました。
五十嵐先生からは、
『毎日行う多職種で行う気になる患者さんカンファレンスで診察室以外の情報の共有がとても新鮮だったので病院でもまず看護師さんとカンファレンスができたら良いなと思いました。家族看護のレクチャーでは、困難症例に対して仮設を立ててアプローチする大切さを学びました。これからは面談の際には自分の伝えたいことだけではなく、患者さんたちがどういう思いをもっているかなど仮設をたてて面談にのぞむことでより充実した面談ができるかなということを学びました。』
『余市では満開の桜が迎えくれて幸せな気分で余市の研修に望めました。外来では畑仕事をしていることが多くいて、それが健康の秘訣になっていたり、腰痛の原因になっていたりするのではないかなと思い、腰痛のリハビリなどができたら良いなと感じました。』
『この2週間は多くの人々と出会い、病院での研修では味わえない人との関わりを体験することが出来ました。こんな素敵な人達と出会えて今までの人生を生きていて良かったなと本当に感じることが出来た2週間でした。』
と感想が寄せられました。

最後に黒松内家庭医療キャンプに参加した職員からのメッセージカードと余市職員からのメッセージカードをお渡しして研修終りとなりました。


余市診療所での初めての研修医受け入れ。
いろいろ準備がたりない部分もありましたが、五十嵐先生が研修にきてくれたことで、患者さんの生活背景への理解がより深まったり、余市町の健康課題への新たな理解ができたり、私達にとっても学びとなったとても良い機会でした。

余市診療所では今後も北海道勤医協家庭医療センターの教育研修施設として、医学生や研修医の実習・研修受け入れを積極的に行いたいと思っています。
札幌からの日帰り研修も可能なのでぜひ余市に来て一緒に地域医療・家庭医療を楽しく学んでみませんか。







※おまけ写真(懇親会のおわりのほう)










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