② 小児の下痢
《下痢》
子どもは、色々なことが原因で、下痢をおこすことがあります。
下痢のときに、一番注意して欲しいことは脱水です。下痢により、身体の水分が失われてしまいます。
《おうちで気をつける事》
*水分~ こまめに水分をあげて下さい。番茶や水、スポーツドリ ンク等がよいでしょう。
母乳は欲しがるだけあげてください。
牛乳やミルク・オレンジジュースは、下痢をひどくしたり吐いてしまう事があるので、控えたほうがよいです。
*食事~ 脂っこいものやくどいものは避けて、消化のよいものにしてください。食欲がなければ無理に食べさせなくてもかまいません。
*おしり~ 下痢の時の便は刺激が強いため、おむつかぶれを起こしやすいです。おむつを交換するたびにおしりをお湯で洗ってあげると、かぶれにくくなります。
《脱水の症状》
*おしっこの量が少なく、色が濃くなった。
*口の中やくちびるがカサカサになった。
*泣いても涙がでない。
*不機嫌でぐったりしている。
《受診した方がよい場合》
① 脱水の症状が出る前に、一度受診をしましょう。
② 血の混じった便がでたり、高熱が出て下痢をしている時、下痢と一緒に吐いている時。
③ ぐったりとして元気のない時、脱水の症状がある時は、直ちに受診して下さい。
*どんな便がでているか、よく観察してください。また受診の際、便のついたおむつを持ってきてもらうと参考になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿