2013年5月31日金曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制

6月3日からの診療体制表を掲載します。
6月7日(金)は瀬野尾医師不在となります。寺田医師の診療予定となります。


よろしくお願いいたします。





2013年5月30日木曜日

余市診療所初期研修受け入れ3日目&おまけ写真

余市診療所初期研修受け入れ3日目&おまけ写真


余市診療所の初期研修受け入れも本日で最終日。
昨日の歓迎会の余韻と二日酔いに職員一同ふらふらしながらも研修の最終日を迎えました。

本日も瀬野尾所長の指導のもと外来研修に入りました。
五十嵐先生が研修に来ることをきいた地域の患者さんが、この日にあわせて受診に来てくれることがありました。

お昼に昼食をとりながら二週間の月寒ファミリークリニック・黒松内診療所・余市診療所での研修を振り返りました。
五十嵐先生からは、
『毎日行う多職種で行う気になる患者さんカンファレンスで診察室以外の情報の共有がとても新鮮だったので病院でもまず看護師さんとカンファレンスができたら良いなと思いました。家族看護のレクチャーでは、困難症例に対して仮設を立ててアプローチする大切さを学びました。これからは面談の際には自分の伝えたいことだけではなく、患者さんたちがどういう思いをもっているかなど仮設をたてて面談にのぞむことでより充実した面談ができるかなということを学びました。』
『余市では満開の桜が迎えくれて幸せな気分で余市の研修に望めました。外来では畑仕事をしていることが多くいて、それが健康の秘訣になっていたり、腰痛の原因になっていたりするのではないかなと思い、腰痛のリハビリなどができたら良いなと感じました。』
『この2週間は多くの人々と出会い、病院での研修では味わえない人との関わりを体験することが出来ました。こんな素敵な人達と出会えて今までの人生を生きていて良かったなと本当に感じることが出来た2週間でした。』
と感想が寄せられました。

最後に黒松内家庭医療キャンプに参加した職員からのメッセージカードと余市職員からのメッセージカードをお渡しして研修終りとなりました。


余市診療所での初めての研修医受け入れ。
いろいろ準備がたりない部分もありましたが、五十嵐先生が研修にきてくれたことで、患者さんの生活背景への理解がより深まったり、余市町の健康課題への新たな理解ができたり、私達にとっても学びとなったとても良い機会でした。

余市診療所では今後も北海道勤医協家庭医療センターの教育研修施設として、医学生や研修医の実習・研修受け入れを積極的に行いたいと思っています。
札幌からの日帰り研修も可能なのでぜひ余市に来て一緒に地域医療・家庭医療を楽しく学んでみませんか。







※おまけ写真(懇親会のおわりのほう)










2013年5月29日水曜日

余市診療所初期研修受け入れ2日目②

余市診療所初期研修受け入れ2日目②


余市診療所初期研修受け入れ2日目の午後は引き続き一般外来研修に入り、瀬野尾先生の指導のもと患者さんの診察にあたりました。
きょうの午後は患者さんの数がそれほど多くなかったためじっくりと外来研修に入ることが出来ました。

そしてきょうの夜は五十嵐先生を歓迎しての大BBQ大会!!!
余市診療所にとって初期研修医の受け入れは五十嵐先生が初めてで、職員一同本当にきてくれてうれしかったことなど瀬野尾所長に挨拶を頂き、乾杯しました。
昨日黒川農園でいただいた野菜やほたて・ほっけ・お肉など余市の山海の珍味をBBQにし、とっても美味しかったです。

あしたの午前で余市診療所での研修はおしまい。
飲み過ぎても最後までしっかり研修をがんばります!







余市診療所初期研修受け入れ2日目①

余市診療所初期研修受け入れ2日目①


余市診療所初期研修受け入れ2日目のプログラムは、労災リハビリ体験と労災診察、一般外来研修、有料老人ホームの訪問診療でした。

月寒→黒松内→余市と研修がつづくなかでも疲れて様子を感じさせず元気ハツラツで研修しています!

本日の夜は歓迎会を予定しており、その準備も着々と進行中です!!

















2013年5月28日火曜日

余市診療所初期研修受け入れ1日目②

余市診療所初期研修受け入れ1日目②

余市診療所初期研修受け入れ1日目の午後は、古平送迎に同行した患者さんの問診・診察の外来研修、訪問診療同行3件、余市町保健課の保健師さんとの懇談を行いました。

保健師さんとの懇談では、余市町の健康課題・健康づくりが話題になり、子どもの肥満傾向、虫歯患者の多さ、特定健診受診率、健康増進のための学習会開催などのお話があり、余市町の健康づくりに取り組む積極的な姿勢を感じることが出来ました。

職員もはじめて余市町の保健師さんと懇談することができ、いままで知らなかった気づきができたまたとない機会となりました。

医学生の実習や研修医の研修を通じて、私達も新たな学びをすることができることを改めて感じました。







余市診療所初期研修受け入れ1日目①

余市診療所初期研修受け入れ1日目①


本日から勤医協中央病院初期研修医2年目の五十嵐医師が余市診療所に研修に来ています。

今日の午前中は、余市にある黒川農園を訪問し、果樹園の仕事体験やお話をききながら診察を行いました。
60歳から農家をはじめたそうで、地域のひとから苗や肥料をもらいうけ、地域の人と助け合いながら果樹園をはじめたそうです。果樹園の営みを老後の楽しみにしていることがわかったり、広い農園をあるくことによる健康づくりをされていることがわかりました。

お昼は余市の名店ガーデンハウスに行き、おすしやちらしずしに舌鼓を打ちました。

午後からは余市のとなりにある古平町の患者さんの送迎に同行し、送迎した患者さんの問診・診察を行う外来研修を行う予定です。







2013年5月27日月曜日

はじめての初期研修医研修受け入れ

明日28日(火)から30日(木)までの3日間、当診療所でははじめてとなる初期研修医の研修受け入れを行います。
勤医協中央病院の2年目初期研修医1名が余市診療所に研修に来てくれることになり、職員一同のみならず、地域の社員さんも協力してくれ、研修受け入れ準備を行って来ました。

外来の研修を中心としながら、余市町で果樹園を行っている家庭を訪問し診察や果樹園の仕事を体験する企画や、訪問診療、余市町の保健師さんとの懇談、労災のリハビリなどを研修していただく予定です。

研修医の先生と一緒に、余市診療所のこれまでの活動の見つめなおしや余市の地域のいいところの再発見をしてみたいと思います!

がんばるぞー!


この写真は汗をたらしながら懇親会の準備をする職員の様子です。
水曜日の夜は余市がほこる食材を用意してのバーベキューを行う予定です!!!




2013年5月26日日曜日

黒松内スプリングキャンプ 3




フィールドワークの一環として、田中式健康体操に参加してきました。この日は本来なら教室はお休みで講師の皆さんが集まって研修をする日だったですが、私たちが黒松内町でスプリングキャンプをするということで、特別に参加させていただきました。代表の田中さとじさんからは「人の健康を守る医療者がまず健康であってほしい」というお言葉をいただきました。
田中式健康体操は、息が上がってしまうような激しい動きはありません。深い呼吸をしながら身体の筋肉のひとつひとつを意識して動かす体操です。講師の方々は50代から70代まで幅広い年齢層でしたが、みなさん背筋がすらっと伸びていて、体操のポーズひとつひとつにもとても切れがあります。一方初参加の私(20代)は、足は上がらない、身体が硬くて手が届かない…と日ごろの運動不足を実感させられました。しかも、2日経った現在全身筋肉痛です。
ですが、2時間の体操が終わった後は、全身の筋肉がほぐれて体が軽くなったのが実感できました。これからはもう少し、自分の健康にも気をつけて運動しないと…と心を新たにしました。
田中さとじさんは、健康体操の指導者の傍ら、黒松内町でたんぽぽハウスというカフェも経営されています。カフェにもお邪魔し、美味しいケーキをいただいてきました!(写真はシフォンケーキとりんごジュースのセット)カフェでは田中さんとそのご家族から、黒松内町へ移住したきっかけや、黒松内町の魅力、家族の健康感についてなどたくさんのお話を聞かせていただきました。田中さん、ありがとうございました!


田中式健康体操 http://blog.goo.jp/t-kenkoutaiso

黒松内スプリングキャンプ 2

月寒ファミリークリニックの梅前看護師から『家族看護学〜家族から健康問題を考えよう!〜』というテーマで講義が行われました。
家族看護とは、家族というひとつの集団が健康的なライフスタイルを獲得したり、家族が直面している健康問題に対して、家族全員が主体的になって問題を解決、対応してけるようなセルフケア機能を高めることをいいます。家族アセスメントの種類はいろいろあるそうですが、その中でも今回はカルガリー式家族看護モデルが紹介されました。

カルガリー式家族看護モデルの4つの手順を簡単に説明します。
1.家族アセスメント…健康歴などを聴取する中で、家族構成や家族メンバーの居住地、家族の抱える健康問題、家族の経済状態などを評価する。
2.家族図の作成…得た情報をみんなで共有できるように、ジェノグラムとエコマップを用いて家族図を描く。
3.インタビュー準備(仮説の立案)…家族を集めてインタビューをする前に、家族の関係性や考え方について分析を行う。家族が抱える問題の根本は何か、インタビューを行う目的は何かを事前に明確にする。
4..インタビューの実践…家族が抱える健康問題やそれに影響する家庭事情、家族の考え方を明らかにする。目標を設定して、どのような結果を導きたいのかを話し合う。看護師は自分の考え方を押し付けるのではなく、家族自身が変化するきかっけを作る役割を担う。

講義を聞いた後は、参加者全員で3つのグループに分かれ、2.家族図の作成と3.インタビューの準備に挑戦しました。実際にあった事例を元に作成したのですが、健康問題には家族関係や経済問題などさまざまな問題が絡み合って非常に複雑になっています。問題が多すぎて、仮説を立てるのも一苦労。それぞれのグループから、家族が抱えている問題、それについてどのようなアプローチが有効と思われるかいろいろな意見が出されました。

2013年5月25日土曜日

黒松内スプリングキャンプ 1




寺田先生からはPhoto elicitationについての講義がありました。Photo elicitationとは写真を用いたインタビュー方法のことです。”elicitation”は「引き出す、誘い出す」という意味なので、簡単に言うと写真を用いて記憶を引き出すインタビュー方法といったところでしょうか。
インタビューをする際、ただ言葉だけで聞くよりも、写真などの映像も併せて聞いた方が意識のより深いところにある情報を呼び起こすことができます。人間の脳は、言語情報のみを処理する機能よりも、映像と言語情報を同時に処理する機能の方が発達しているため、そのような効果が得られるそうです。
地域医療に取り組むために、まず地域を知ることからはじめよう!というコンセプトの元、この方法が紹介されました。今回は黒松内町のいいところをたくさん知っている人ということで、黒松内に移住してきた方3組にカメラを渡して写真を撮ってもらいました(残念ながら編集が間に合わず、講義の中ではプロフィールの紹介のみとなりました)
前回の黒松内ウィンターキャンプではphoto voiceの紹介がされたので、写真を用いた調査方法はこれで2回目です。写真は誰でも簡単に撮れて、多くの人が情報を共有することができ、映像を見ながら自分の考えを言葉にすることができるという点から、年代も立場も様々な地域の人も巻き込んで地域のいいところを探すのにうってつけの方法なのかもしれません。


2013年5月24日金曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制


5月27日からの診療体制表を掲載します。
5月29日(水)寺田医師の午後診療は14時30分までとなります。


よろしくお願いいたします。





平和集会開催



診療所のホールで『平和集会』が開催されました。日本中を行進しながら核兵器廃絶を訴える『原水爆禁止国民平和行進』は、毎年行われています。
余市にも行進者の方がきてくれ、この平和集会の中で核兵器廃絶に取り組む世界の流れなどを、話をしてくれました。
私たち医療人は、日々命と向き合っています。
核兵器の存在は、命を脅かす何物でもありません! そう改めて感じた集会でした。   すけ

2013年5月20日月曜日

メーデー交流会

5月24日に1日に行われたメーデー交流会を小樽の某有名焼肉店で開催しました!
当日は24名の職員が参加し、普段は食べることのできない特上コースのお肉に舌鼓を打ちながら、職員同士の交流を深めました。







2013年5月18日土曜日

岩内町で健康相談会

5月18日、岩内町で健康相談会がありました。この日のテーマは、かねてよりリクエストのあった『腰痛体操』です。参加者で実際に体操を行いました。久しぶりに体を動かしたせいか、短時間の体操でしたが、じんわりと汗をかきました!!腰痛体操は腰痛予防が目的で、ストレッチと腹筋・背筋の体操が基本となります。自分の筋肉で「自前のコルセット」を作り、体の柔軟性を高めてけがのしにくい体を作るのです。腰痛体操は、簡単なものを体に無理のない程度から始め、継続する事が大事です。今現在腰痛に悩まされている人は、痛みが落ち着いて、お医者さんのOKが出てから始めるとよいでしょう。
この日、岩内からの帰りに、余市の田川橋の桜を見てきました。まだ6分咲きといったところでしょうか。満開はもうすぐ、楽しみです!! すけ

2013年5月16日木曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制

5月20日からの診療体制表を掲載します。


よろしくお願いいたします。





2013年5月15日水曜日

医師歓迎会開催!

5月13日(月)に、4月から着任された濱野医師と敦賀医師の歓迎会を開催し、地域の方・職員あわせて30名が参加しました。

参加した医師からは、余市のことをたくさん知りたいのでぜひみなさんに教えてほしい、など挨拶がありました。


2013年度は4名の医師が勤医協余市診療所に勤務されることになります。
今後とも勤医協余市診療所の活動にご協力のほどよろしくお願いいたします。






2013年5月14日火曜日

瀬野尾先生のお土産

5月10日から13日まで、瀬野尾先生が黒松内に行ってました。そのお土産です。黒松内ではとても有名な和菓子屋さんだそうです。「季節のお菓子の詰め合わせ」 本当はもう少し入ってましたが、皆でたべちゃったので、これだけ残ってます。先生有難うございました。皆さんも、黒松内にでかけることがあれば、ぜひお店を探してみてくださいね。  すけ