2013年9月29日日曜日

イオン余市店で3回目の青空健康チェック!

9月28日、青空健康チェックをイオン余市店が開催する「秋のイオンまつり」会場にて実施してきました。


診療所、勤医協在宅、ひまわり薬局から9名の職員と、よいち健康友の会から4名が参加しました。お子さんに風船を配りながら、健康チェックの宣伝もおこないました。
 

 今回のイオンでの健康チェックは、3回目となり、すっかり常連組での参加です。血圧測定、骨密度測定、お薬相談などを行い、50名以上の方が利用されました。


 「骨密度って何?」と若いお母さん達から、結構質問がきていました。測定すると、骨密度の数値も高い方も多く、安心される方も結構いました。骨粗鬆の薬を中断されている方がいましたが、やはり数値は低く、主治医の先生に相談するようにお伝えした方もいました。中には、知人が今、入院しているのですがと、医療相談に訪れる方もいました。



 イオンが取り組むイベントは、だんだん規模がおおきくなり、青空健康チェックも今回は、自分たちでテントを持ち込んでの参加でした。また、地元の保育園からの鼓笛隊や中学校2校の吹奏楽なども出演も予定されていました。今後も、イオンから依頼があれば、青空健康チェック続けていきたいと思っています。










2013年9月27日金曜日

小児 こんなときどうしたらよいでしょう② 小児の下痢

 ② 小児の下痢
《下痢》

子どもは、色々なことが原因で、下痢をおこすことがあります。
下痢のときに、一番注意して欲しいことは脱水です。下痢により、身体の水分が失われてしまいます。

《おうちで気をつける事》

*水分~ こまめに水分をあげて下さい。番茶や水、スポーツドリ                ンク等がよいでしょう。
     母乳は欲しがるだけあげてください。
     牛乳やミルク・オレンジジュースは、下痢をひどくしたり吐いてしまう事があるので、控えたほうがよいです。
*食事~ 脂っこいものやくどいものは避けて、消化のよいものにしてください。食欲がなければ無理に食べさせなくてもかまいません。
*おしり~ 下痢の時の便は刺激が強いため、おむつかぶれを起こしやすいです。おむつ交換するたびにおしりをお湯で洗ってあげると、かぶれにくくなります。

《脱水の症状》

おしっこ量が少なく、色が濃くなった。
口の中やくちびるカサカサになった。
*泣いても涙がでない
不機嫌でぐったりしている。


《受診した方がよい場合》

 脱水の症状が出る前に、一度受診をしましょう。
 血の混じった便がでたり、高熱が出て下痢をしている時、下痢と一緒に吐いている時。
③ ぐったりとして元気のない時、脱水の症状がある時は、直ちに受診して下さい。

*どんな便がでているか、よく観察してください。また受診の際、便のついたおむつを持ってきてもらうと参考になります。



勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制


9月30日からの診療体制表を掲載します。

9月30日(月)午前・午後~瀬野尾医師不在となります。
10月2日(水)午前・午後~寺田医師不在となります。

よろしくお願いいたします。




2013年9月24日火曜日

しりべし☆j☆ねっと開始!!!

 9月21日(土)に後志管内にある勤医協の黒松内診療所、小樽診療所、余市診療所の3つの診療所の事務職員7名が参加する研修会を開催しました!


今回の研修会では、
①黒松内診療所の歴史や現在の状況、地域の中で果たしている役割を学ぶ
②黒松内の地域医療をより良くするために、SWOT分析を用いて、黒松内の長所や課題などを明らかにする
③事務職員が、診療所・地域医療の中で、なにができるのか考える
④院所・世代の壁をこえた交流を深める
の4点を研修会の企画とし、運営しました。


黒松内診療所の岩澤事務長の講演では、町に申し入れを行い、救急車がなかった黒松内に救急車を導入したこと、福祉バスを導入したこと、医療費助成の拡大などを実現してきたことが話されました。


黒松内の地域の中で、診療所の医療活動が、まちづくりへとつながっていく、広い視野を学ぶことができました。


今後の研修会でやってみたいこともみんなで議論し、他職種からの講演を聞いてみたい、他の診療所の見学を行ってみたいなど意見が出されました。


今後も継続的に後志3診の研修会を開催し、各地の診療所の歴史を学ぶことや各事務職員が得意な実務の講演を行いみんなで知識を深めることなどを行い、幅広い視野としっかりとした実務力を身につけていく予定です。














原発再稼働反対行動と健康チェックをおこないました!

9月20日(金)生協余市店前にて、「医療と福祉を守る北後志連絡会」に結集する団体が集まり、原発のない北海道の実現を求める「全道100万人」署名行動をおこないました。

集まった団体は、年金者組合、共産党、新婦人、勤医協、ひまわり薬局、よいち健康友の会の6団体20人。

共産党、年金者組合の方々が、ハンドマイクにより、福島原発の収束する見通しもなく、原因究明がされていない現状や、海に汚染水が流れている事実は、安部首相のいう福島原発はコントロールされている事にはならない事、泊原発の危険性、子どもに与える影響なども強く訴えました。


診療所からは署名の傍ら、血圧測定、骨密度測定の健康チェックの呼びかけをおこないました。わずか1時間あまりの行動でしたが、署名は105筆集まり、健康チェックは3名も方が利用しました。






勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制


9月23日からの診療体制表を掲載します。

9月25日(水)14:30~寺田医師不在となります。
9月27日(金)午前・午後~瀬野尾医師不在となります。寺田医師の診療予定となります。

よろしくお願いいたします。



2013年9月12日木曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制


9月16日からの診療体制表を掲載します。

9月18日(水)午前瀬野尾医師不在となります。

よろしくお願いいたします。




友の会月間スタート集会

9月11日(水)よいち健康友の会役員会を中心に、診療所職員、在宅職員、ひまわり薬局職員も加わり、13名の参加で月間スタート集会を行いました。


安達会長の挨拶の中で、住みやすいまちづくりをめざし、原発再稼働反対運動やTPP反対、生活保護切り捨て反対の闘いと結びつけながら、友の会員増やし、「いつでも元気」増やしなどの目標を持って取り組むよう、奮闘しましょうとお話がありました。


熊谷事務長からは、事務局体制や方針の提案、また訪問先や訪問セットの提案をし、全体で確認しました。ひまわり薬局の大島事務長からも、訪問セットの中にお薬手帳カバーのグッズも入れ、薬の服用についても尋ねたいとの提案があり、了承されました。


 今回の月間中には、特に泊原発再稼働阻止の取り組みは重点となっており、9月中に生協前で署名行動の統一行動と、青空健康チェックを取り組むことになりました。10月5日に開催される「さようなら原発北海道集会inいわない」にも、大型バスをチャーターしたので、多くの方に参加を呼びかけるよう訴えがありました。




2013年9月6日金曜日

勤医協余市診療所 今週の診療体制

勤医協余市診療所 今週の診療体制


9月9日からの診療体制表を掲載します。

9月9日(月)濱野医師不在となります。
9月11日(水)午前瀬野尾医師不在となります。

よろしくお願いいたします。



2013年9月3日火曜日

健康まつりを開催しました!

第25回勤医協よいち健康まつりは大成功!

 9月1日(日)勤医協余市診療所の駐車場内で開催した健康まつりは、学校、幼稚園、保育園、介護施設にも声をかけ、参加を呼びかけたこともあり、近年で最高の250名の方が参加し、大いににぎわいをみせました。


 出店は、かき氷、焼きトウキビ、おにぎり、そば・うどん、パン、野菜、もち、フランクフルト、やきそばなど多彩に売り出されました。


 今年は、オープニングは、小樽潮太鼓のみなさんによる力強い太鼓の演奏でした。迫力満点の音に拍手喝采!潮太鼓のみなさんは、演奏後も餅つきや綿飴、金魚すくいなども出店していただきました。


 今回の健康まつりは、例年行っている医療講演を瀬野尾所長によるクイズ形式でおこないました。いつも食べている食事のカロリーや、風邪や腰痛時の対処の仕方など、2択問題で出題しました。高得点の3名には、先生から景品が授与されました。


 余市西中学校の合唱部のみなさんからも、みなさんに元気になってもらいたいと意気込みを語り、きれいなハーモニーを聴かせていただきました。アンコールにも応えていただき、こちらも拍手喝采でした。


 デイサービス職員によるリハビリ体操も行い、参加者に指の運動をしていただきました。


 外部からは、北大の奇術研究会を招いてマジックや、ジャグリングを披露していただきました。身近で見るマジックで、みんなも真剣そのもの。どうなってるの?エーッ!という声があちこちから起き、こちらも大人気でした。


 最後は、恒例のお楽しみ抽選会でしたが、出店からも商品の差し入れがあり、最後まで盛り上がりをみせました。あっというまの3時間でしたが、参加したみなさんからは、よかったねという感想がたくさん寄せられました。










【小児科】 ヒブワクチンについて

ヒブワクチンは、ヒブ感染症を予防するワクチンです。2013年度から定期接種ワクチンになったため、無料で接種することができます。

≪ヒブ感染症とは≫
インフルエンザ菌b型(ヒブ)という菌が鼻やのどから入って起こる病気です。冬に流行するインフルエンザウイルスとは別物です。ヒブ感染症は肺炎球菌と同様に細菌性髄膜炎を起こします。子供の細菌性髄膜炎の60%がヒブによるものです。特に集団保育の子供は通常の23倍かかりやすいです。

≪症状≫
脳を包む髄膜、のどの奥の喉頭蓋、肺などに炎症を起こします。細菌性髄膜炎になっても早期の症状は熱と不機嫌くらいで、血液検査をしてもかぜと区別できないことも多いです。その後、ぐったりする、けいれん、意識がないなどが出てきます。抗生物質が効かない耐性菌も多く、治療が難しいので予防が一番です。また、咽頭蓋炎が重症化すると、息ができなくなって死亡することもあります。

≪合併症≫
髄膜炎にともなう合併症はたくさんあります。発達・知能・運動障害・難聴(聴力障害)などが起こることがあります。死亡率が37%、脳の後遺症の発生率が1520で、大変危険な病気です。

≪接種時期と回数≫
余市町・古平町・仁木町・積丹町にお住まいの方は、生後2ヶ月から生後60ヶ月(5歳の誕生日の前日まで)の間が定期接種の期間となっています。

接種回数は、接種をし始める年齢によって異なります。
はじめて接種する年齢が生後2ヶ月以上7ヶ月未満→接種回数4
はじめて接種する年齢が生後7ヶ月以上12ヶ月未満→接種回数3
はじめて接種する年齢が1歳以上5歳未満→接種回数1
接種スケジュールは以下のようになります。
1回目→生後2ヶ月になったらできるだけ早く
2回目、3回目(4回接種する方のみ)→前回の接種から38週あけて
4回目→1歳過ぎから60日以上あけて 3回目(3回接種の方)→2回目から1年後


細菌性髄膜炎にかかった子供の約66%は01歳です。生後5ヶ月頃から発症率が高くなります。そのため、生後2ヶ月から接種を始め、生後6ヶ月までに3回接種しておくことをおすすめします。肺炎球菌ワクチンと同時に接種すると、少ない回数で効率的に予防接種が受けられます。