2014年11月4日火曜日

家庭医療センターグループ全体会議開催される!

11月3日、4日と蘭越町の温泉付きの研修センターにて、勤医協の家庭医療センターグループ所属の、月寒ファミリークリニック(FC)、余市診療所、黒松内診療所の3院所合同の初めての全体会議が開催され、30名以上が参加しました。




理事会を代表して、田村裕昭副理事長(中央病院院長)からも、「みなさんの家庭医療グループの雰囲気をみてみたい」など激励の挨拶を頂きました。


今回の全体会議は、家庭医療の専門性ってなんだろう?、家庭医療診療所ってどんな診療所?などをテーマにワークショップを開催しました。

家庭医療の専門性を学習するワークショップでは、家庭医療の基盤となる理論を月寒FCの塩原先生、余市診療所の瀬野尾先生、黒松内診療所の寺田先生を講師に学習しました。ある患者さんと医師の診察場面をグループでロールプレイし、その症例をもとに、患者中心の医療、家族志向のケア、地域志向のケアを全職種で学びを深めました。




テーマごとにワークショップのグループの組み合わせが変更になるなど工夫されており、いろんな職員との意見交換ができました。


パネルディスカッションも行われ、月寒FCの泉先生や、中央病院で家庭医療専門看護師をめざす梅前看護師、月寒FCの澤井薬剤師、余市診療所の浅沼事務がパネラーを務めました。

余市診療所の濱野先生が担当したワークショップでは、グループのそれぞれの院所のいいところ(アセッツ)が紹介され、グループの中で日頃の悩みを相談しながら、それぞれの院所のいいところを組み合わせて、グループとしてより発展していく展望を持つことが出来ました。


夕食の交流会では、それぞれの院所から上半期の総括もスライド使って発表されました。、黒松内診療所からの発表では、はっぴをきて「黒松内音頭」の踊りも飛び出すなど、終始にぎやかな交流会となりました。




盛りだくさんの内容でしたが、患者中心の医療や家族志向のプライマリケア、地域志向のケアなどの家庭医療の基盤となる理論をワークショップを通して学び、それぞれの院所の活動のいいところを共有し、また新たな展望を持つことが出来た2日間となりました。



 

0 件のコメント:

コメントを投稿