2013年11月30日土曜日

しりべしJネット第2回研修会を開催しました!

 11月30日(土)に後志管内にある勤医協の黒松内診療所、小樽診療所、余市診療所の3つの診療所の事務職員7名が参加するしりべしJねっとの2回目の研修会を余市診療所にて開催しました!


今回の研修会では、
①余市診療所の歴史や現在の状況、地域の中で果たしている役割を学ぶ
②余市の地域医療をより良くするために、SWOT分析を用いて、余市診療所の長所や課題などを明らかにする
③事務職員の技術研修として、北海道勤医協で実施している無料低額診療について学ぶ
の3点を研修会の企画とし、運営しました。


 余市診療所の歴史について、元余市町町議会議員の熊倉義城さんに講演して頂き、戦前の無産者診療所がどのような時代背景の中で誕生し、勤医協余市診療所の開設につながっていったのか詳細に話されました。無産者診療所の歴史を受け継ぐ勤医協の職員には勤医協魂があり、あらゆる団体と手を結び、情勢へのたたかいのリーダーシップをとり、光り輝く医療労働者としてがんばってほしいとメッセージを頂きました。

 また、家庭医療を展開してからの取り組み紹介やこの3年間の患者動向の説明を余市診療所の熊谷事務長から行い、余市診療所の現在の状況を学びました。

 参加者からは、余市診療所の歴史を学んで当時の勤医協設立が住民の期待の声でもあったことがよくわかった、家庭医療の取り組みを通じて職員の団結が強くなっていると感じた、無料低額診療制度の法的根拠などきちんと整理することができたなど感想が出されました。

 2013年度内にあと1回の研修会を予定し、次回は小樽診療所の歴史や現在の状況を学びあい、職員同士の交流をさらに深める予定です。











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