2017年4月26日水曜日

【子どものワクチン】日本脳炎ワクチンについて

日本脳炎とは・・・?
 
 日本脳炎は、蚊(主にコガタアカイエカ)が媒介する日本脳炎ウイルスによって起こる感染症です。ワクチンが普及した日本での発生は稀ですが、アジア諸国では今でも流行しており、日本脳炎ウイルスを保菌しているブタは日本でも増えています。

 人から人には感染しませんが、ブタの中でウイルスが増え、そのブタの血を吸った蚊が人を刺すと感染します。日本脳炎ウイルスに感染しても大多数は無症状です。しかし、感染者100~1,000人に1人が脳炎を発症し、その中の20-40%程度は死亡するといわれています。また、いったん脳炎を発症すると重い後遺症を残す例が多くみられ、その頻度は45-70%といわれています。 



日本脳炎ワクチンとは・・・?
 
日本脳炎ウイルスを予防する為のワクチンです。
標準接種は3歳とされていますが生後6ヶ月から打つことが出来ます。
第1期初回1回目(①):通常3歳で 初回2回目(②):1回目から27日以上あけて接種
   追加(③):初回2回目から6ヶ月から1年あけて接種
第2期(④):追加接種から5−10年あけて接種(通常は9−13歳で接種)
合計4回の接種です。
 北海道以外では定期接種されていましたが、北海道では平成28年4月に定期接種が始まりました。接種し忘れている方が多いです。平成7年6月1日~19年4月1日生まれは20歳になるまで公費負担(無料で接種可能)となります。
 接種スケジュールや料金のご相談などはお気軽にお電話などでご相談ください。

料金は・・・?

 定期接種期間内だと、市からの助成が出るため、無料で受けられます。
 定期接種期間:6か月~7歳6か月 9歳~13歳(現在特例で20歳まで定期接種)
 定期接種期間外だと任意接種となるので、1回5940円の料金が発生します。
 詳細については余市町のページ、または当院までご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿