2015年3月9日月曜日

国際女性デー余市集会で「9条の話」

国際女性デー余市集会で「9条の話」

今年の国際女性デー余市集会は、現在の情勢に併せ、3月6日に中央公民館にて「憲法九条と余市九条の会について」と題して開催され、37名が参加しました。


今回は、4人のパネラーがお話しするシンポジウム形式でした。余市九条の会事務局長のFさんより、憲法の前文や九条の内容についての説明や、安部政権の憲法改正のねらいについて説明がありました。

余市九条の会の活動では、2年半前に建てられた国道5号線沿いの『憲法九条 世界の宝 余市九条の会』の文字が書かれた大看板も設置したことにもふれました。(札幌方面から余市町に入って2㌔程いった右手側に設置されています)


地域で農家を営むパネラーのNさんからは、日常の活動として、一軒一軒の家にちゃんと言葉をかけながら、農業新聞などに掲載されたジャーナリストの「戦争を繰り返さないために」のテーマの記事の話を訴えて歩いたことや、同じく地域の主婦、Yさんは、九条の会に出会った話や、戦争終結後、満州で中国人に狙われ、別の中国人に助けてもらい、命からがら引き上げてきたという体験を話されました。そして、平和を語り継ぐことの大切さを、二人とも熱く語ってくれました。


最後に、Kさんがまとめとして「現在放送されているマッサンの戦争時代の背景のように、当時はこんな集会を開催したら治安維持法のもと特高から取り締まられる、よりいっそう九条を守っていきたい」と、参加者に呼びかけました。


あらためて、憲法9条を守りぬくことについて、身の引き締まる思いになりました。





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