2016年2月25日木曜日

加藤医師が仁木町で講演を行いました





 2月24日(水)、余市診療所で毎週水曜日午後に診療を行っている加藤聡一郎医師が「認知症を知ろう~家族が認知症になったらどうする?~」というテーマで講演を行いました。
会場の仁木町民センターには21名の方が集まり、加藤医師の話に真剣にメモを取ったり、頷きながら熱心に聞いていました。

 講演は、クイズを交え、架空の患者さんがアルツハイマー型認知症になった事例を追いかけながら行われました。
参加者は、認知症の時期が初期・中期・後期に分かれていること、それぞれの段階でどのような症状が表れるか、家族や周囲の人がどのように関わっていけばよいかを学びました。

 認知症を疑う場合はすぐに受診をすること、本人の想いを大事にすること(否定しない、将来のことを一緒に話しておく)、段階が後期まで進んでしまっても相手の感情や態度を感じ取る力は残るので穏やかに・にこやかに接することなどが大事だと学びました。

 当日、司会を務めてくださった仁木町の保健師・柳田さんからは、役場に新しいパソコンが置かれ、脳のトレーニングや、認知症を調べる簡単なテストが楽しめることも紹介されました。

 昨年に引き続き、仁木町で講演を行うことができ、とてもよかったです。

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